風と波の物語
(SWELL&WIND)
誕生
私達がサーフィンを楽しむ波はどこからやって来るのでしょう。 遥か外洋で強い風
によって作られた風波は重なり合い、 成長しその高さを増します。 やがて風域を
出るとまとまったウネリとなり蓄えたパワーを放出すべく海岸線に向います。 

波はとても長い旅をします。 遥か彼方で発生した低気圧や台風から届くウネリは
時には数百kmもの彼方から私達の居るビーチに届くのです。

リズム
うねりには一定のリズムがあります。 大きな波は3本〜5本がまとまってやっ
て来て、その後暫らく静けさが訪れ、そしてまたまとまった波がやって来ます。
海ではこの繰り返されるリズムと同化する事が大切です。

波と風はとても密接な関係にあります。 サーファーにとって自然の恵みである波を作
ってくれる反面その波を台無しにしたりもします。 陸地と海において風は冷たい方か
ら暖かい方へと吹きます。 比熱の小さい陸地は、太陽に暖められ空気が上昇すると
そこへ海上から冷たい空気が入り込み それがオンショアとなり波の形を崩してしまい
ます。 逆に早朝や夜には陸地から海に向ってオフショアが吹き 波の形を整えて美し
いブレイクを私達に見せてくれます。

予感
遥か彼方の洋上で生まれた波は、その力を内に秘め高さを増しながら旅を続ける。
旅が終わりを告げる時、サーファーは極上の一瞬を切り取る為に、其処に居合わせ
る事を願う。  クリスタルのように美しく、その美しさの中に危険さを秘めた波。 そ
んな波に明日は出会えるかもしれない。

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