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バックカントリー 冬山
パタゴニア Photo: Barbara Rowell





バックカントリー スノーボードと冬山

冬山 この言葉には独特の響きがあります。 なぜなのでしょう。  困難で危険な山登りのイメージでしょうか。
しかし雪の山野が最も魅力に輝くのは、1月から3月にかけての厳冬期です。 
この時期のなにが魅力なのかというと、 それは降りたてのパウダースノーにつきます。


底なしのパウダースノーで特大のスプレーを舞い上げるのは、スノーボーダーにとって何者にも換えられない楽しみでもあります。
ですが克服しなければならない事も数多くあるのも事実です。 第一に厳しい気象条件です。
さらに装備は多くザックはふくれ、重い荷を担ぎ黙々とラッセルしなければならないことも多く
コースタイムも春に比べ5割程度多くみる必要があります。 
日も短く、ヘッドランプと月明かりが頼りの夜間行動は、か
なりの経験者でも、ルートファインディングの難しさを感じるでしょう。


ゲレンデで積み重ねたスノーボードの技術を駆使してバックカントリーを楽しんでみましょう。 
大斜面に自分だけのトラックをえがき、カンバやタンネの巨木をぬって滑り降りるのは、バックカントリーだけの特権です。
北海道の山でバックカントリースノーボードを楽しめるのは、標高500m〜1,500m位までの山です。 
それ以上の標高になると雪は硬化しているか、 場所によっては氷化しているので 純粋な冬山登山の領域に入り
一般的ではありません。 


さらに山の雪質の特徴は非常に変化が多く、いつもパウダースノーに恵まれるとは限りません。
足の裏が痛くなるほどの重たい湿雪、風に吹かれてクラストしたガタガタのシュカブラやエッジも効かないアイスバーン。 
またモナカの皮を割りながら滑るようなフィルムクラストなど、地形や高度、時刻により変化しますが、雪質もまた自然のままなのです。


それに悪天候、ルートミス、雪崩れなど管理されたゲレンデとは違う危険もあります。
山の天気は変わりやすい。  かといって突然に変化するものではなく変化の前兆というものが有ります。 
天候の急変で遭難という場合でも、その多くは悪くなる予報を無視するか、 自分の都合のいいように解釈した結果です。
入山にあたっては、天気予報には細心の注意をはらいましょう。 


また気象衛星から送られてくる雲の画像でも、はっきり見える白い雲は、光の反射が強い高い高度の雲で、好天の時に
見かけるものです。悪天候をもたらす雲は光の反射が弱く、暗い灰色をしているので 注意しなければ見落とすことがあります。
予測に大切なのはこの灰色の雲の動きを見ることです。
また途中で荒天に遭遇した場合は無理をせず引き返す勇気も持ちましょう。 



冬山に限らずルートを見失うことは最も怖いことの一つです。
道迷い遭難のうち、 特に死亡事故につながるのが下りにおいてルートを見った時です。 
スノーボードの場合は特に滑走スピードもあり下りのルートミスでのリカバリーは大変です。
山は、下れば下るほど裾野が広がり一度ルートを見失うと際限なく深みにはまり、彷徨状態に陥ってしまう事になりかねません。
加えて、遭難場所が特定できないため捜索は困難を極め、大掛かりな日数と人員、費用がかかります。


下りでルートを見失った時は、迷った地点まで登りかえせば100%に近い確立で正規ルートに戻れます。
言い古された言葉ですが、迷ったら、迷った地点まで戻れ 是非これを忘れないでくださいね。
冬山に入るいじょうバックカントリースノーボードと言えどもこれは変わりません。


雪崩れの危険と対策に関しては別ページで詳しく説明していますので、そちらを参考にして下さい。
以上のことを充分に理解して楽しむのであれば冬山はスノーボードの新たなフィールドとなりえます。
ゲレンデではけっして体験できない底なしのパウダーに頭サイズのスプレーを舞い上げ、頭の中が真っ白に
なるほどの素晴らしい世界が待っています。




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今シーズンはバックカントリーを・・と思っているあなたにオススメです。

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10歳で父から最初の雪崩の基礎を学びレーススキーを15年間続けた後、ブリジャーボウルスキー場
(モンタナ州)で雪崩管理の仕事にかかわるようになる。モンタナ大学において地質学で学位を取り、
著名な雪崩研究者であるジョン・モンターニュとボブ・ブラウンの元で雪崩の勉強をする。
2002年のソルトレイク五輪の際には、アバランチ・セイフティ・プログラムを統括した。
ナショナル・ジオグラフィック、PBS、ディスカバリーシャンネルなど、多数のマスメディアの
プログラム内容を監修しているトレンパー,ブルースのアバランチ・リスク マネジメントです。

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パタゴニア Photo: Barbara Rowell

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